空調・冷凍






20HPのマルチエアコンの電装BOX内から焦げ臭い匂いがしており全く運転しないという事から、大至急現場に向かい調べてみる事にしました」。




現場に到着するなり、辺りにはまだ焦げ臭い匂いがしていました。
 電装BOXを開けるなり基板、配線、マグネットスイッチ等々ありとあらゆるものが、炎症により被害を受けていました。全ての部品をチェックし、最終的に16点の部品が被害を受けていた為、交換する為至急部品の手配を行います。それと同時進行で原因の究明も急ぎました。


全ての部品交換が完了し、試運転を行います。運転データを計測し、正常に運転している事が確認できました。
 今回のような事態になった原因として、マグネットスイッチの接点が溶着した状態で、インバータ圧縮機が運転しており、その後圧縮機内コイルがロック(ショート)し、漏電ブレーカーが、作動し電力の供給がストップしていたが、その後再びブレーカを上げられた為、マグネットスイッチが炎症し、今回のような事態になったのではないかと推測されます。
 今回の事は、いくつ物要因が重なって起きた大変珍しくまた、大変危険なものでした。